プニcourt テディベアの技法を用いてオリジナルのぬいぐるみを制作しています。

3月のネット個展 ありがとうございました。

 

こんにちは。

3月のネット個展、沢山のご縁をありがとうございました。

毎回こうした形でも見ていただける、触っていただけることはすごく有難くて…

少しずつまた皆さまとお会いできるようになりますように。

 

偏見ですが、テディベア好きな方はもともとお家時間が多めの人なのかなぁと思っているのですが、

このコロナ禍でテディベアやインテリアに興味が出てきた人ってどのくらい増えたのかな~と気になっています。

 

↓昔作ったプロトタイプのpico.000

ちょっとお直しして毛並みを整えました。

 

 

 

 

 

 

【素材の話】

 

実は現在、私が最初作り始めたころに使っていた生地、綿、ペレットなど、ほぼ全ての材料が同じものが市場に残っておらず、廃盤になってしまっています。

何年も経てばそんなものなのかなぁと思いつつ、もっと持っておけばよかった~とか、さすがに置いておく場所がないでしょ~とか…色々考えちゃいました。

 

特にメイン材料である生地が問題で、

普段使っているモヘアなどの天然生地はほぼ全て輸入品なのですが、

いま世界情勢が不安定なこともあって、現地の工場の稼働率低下や輸入そのものに影響が出てしまっているようです。

もともと小ロットで1点ものみたいな生地も多いですが、定番でも手に入りずらい生地も増えてきました。

 

今回ピンクのカワウソさんに使ったフェイクファーも結局は海外製なのですが、

これからは天然素材以外の生地も少しずつ模索していかなければならないのかな~と漠然と考えています。

 

 

ただ、素材と技法は密接に結びついています(物理的に、耐久性的に可能なのかなど)

素材が変わると製法や型紙自体も変えていかなくてはならない可能性があります。

お顔など、また少しずつシンプルな形になっていくかもしれません。。

 

でもフェイクファーは質感もピンキリ&色数が多いのも特徴で、これまでの製法にマッチする生地も少ないながらあります。

良し悪しではなくて、モヘアならモヘア、フェイクフェアーならフェイクファーに合った製法や作品、大きさなどがあって、それを少しずつ見ていきたいと思っています。

上手く使いこなせれば表現の幅が広がりそうです。

 

 

 

 

 

 

【オーダーの話】

 

まだモヘアが家にもありますので、これまで通り天然素材でも作ると思いますが、

やはり細かい色指定のあるオーダーが相当厳しいというか、現状ほぼ難しいです…。

 

最近の私の傾向で、型紙が複雑になって、それに伴って作品サイズが大きくなっています。

なので複数の色指定にお応えするには、生地が全然足りません…。

 

上で言っている通り材料の輸入が難しいので、しばらく家にあるものだけで上手く作っていく感じになりそうです。

よろしければこれまで通り自由に作る仔を楽しみにしていてください。

 

あと将来的に、安定する素材で自由にカラーオーダーできるものや、受注制作をいくつかご用意できたらなと思っています。

 

↓今回の大鷲、&オオカミのパーツ。

大鷲は翼の分がハンパないです。

 

 

 

 

 

 

【今後の予定】

 

7月のワンダーフェスティバル、当選しました。

許諾が下りればフォウくん、カワウソ霊、ほか新作を少数ですが連れていく予定です。

オリジナルも新作頑張ります。あまり時間がないですね。

 

すこーし宣伝ですが…

今度の4月10日にカワウソ霊の原作ゲームの2次創作イベントに出展します。

半分ほどの大きさのちびカワウソ霊を数匹連れていきます(この素材ではおそらく最初で最後です)

 

他にも例の2体を作ったので一緒に展示します。

お好きな方はよろしくお願い致します!

 

 

 

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